人は何を判断の基準にしているのか
理想、愛、真など、人類の良しとすることがらもたくさんあるが、
人は、そのことを最優先にして考え判断することは、難しい。
多くの判断のベースに、快苦という問題がある。
好き嫌いなどの問題もある。
わかちゃいるがやめれないという現実もある。
この快苦という問題が、人間の判断、行動に大きな影響を与えるとしたら、
人類の理想、国家の建設など、さまざまな問題に邁進するということは
難しい。
快苦は特に理性を超えた自然の感覚であるだけに、快を選んでいこうとする
自然の感覚に流されやすい。
この現実に立ち向かうのは、難しいかもしれない。
まず、本当に快苦が、自分にどのような影響力を与えているのか
判断する必要がある。
そして、考える以上に、感じるその感覚を意識の内に取り戻す必要がある。
なぜ、世界は混乱するのだろうか。
それは、人間が優先して選んでいることが、混乱を内包しているからにすぎない。
誰もが明快に、理性的に生きることができれば、全然ちがった世界を構築できるのに
苦しさや困難さを優先してしまうことが多い。そのような不満、苦しさを、乗り越える
新しい視点が必要である。
この世は、天国ではないとみんなが知っているのに、みんなは、この世界は天国であるかの
ように、平等で、苦しみがないと錯覚しているのではないか。
人生の中で、快苦をどのように捉えるかは、大きな問題だと言われている。
言葉の世界へようこそ。日常何気に通り過ぎたその瞬間に、ふと浮かんだ言葉。そんな言葉を書きとめました。私は詩人なのかしら。ラララ! 黒澤公人は、国際基督教大学を2021年3月31日に定年退職しました。
2013年12月2日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
朝焼け 2025年1月7日
困ったもんだあ。2025年のあけまして おめでとうを書いたら、なにか、新ネタを探さなくちゃという思いにとらわれている。 だいたい、2025年のあけまして おめでとうは、10年、20年分のネタから、えりすぐってだしたので、面白ネタが、毎日、転がっているわけもなく。 焦らない、焦ら...
-
アメリカ社会に役立つ図書館12か条 (1) 図書館は市民に知る機会を提供します。 (2) 図書館は社会の壁をうち破ります。 (3) 図書館は社会的不公平を改めるための地ならしをします。 (4) 図書館は個人の価値を尊重します。 (5) 図書館は創...
-
あけまして おめでとうございます。 2025年の今年は、蛇年ですよねえ。 幻の蛇といえば、ツチノコですよねえ。 実は、私、ツチノコの写真を持っているんです。 世紀の大発見でしょう。 はい、これ。 どう考えても、べビ、ツチノコですよね。 ...
-
東日本大震災から 20世紀という100年をかけて、つくりあげてきた近代日本、そして、電気文明が、 一瞬の地震と津波によって、崩壊してしまった。その被害は甚大であった。 20世紀文明が見つけ出した 巨大な原子力エネルギーも、人類は安全に思うが儘に利用し 無限の電気エネル...
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。