図書、この不思議なるもの(3/20/2004)
文字。人間の歴史を共にありて、人間を無限の世界に導くもの。
言葉。人と人を繋ぎ、天と人、地と人を繋ぐ.
人間の心の世界を無限に広げ、多くの理解を導くもの。
この世界を認識するのは、眼でものを見るだけではなく、
耳で音を捉えるだけではない。
見えない世界、見えない思想、概念、心情を表わすものに溢れている。
本。図書。書籍。著作物。
一人の人の内から生まれ、一人の人の世界が多くの人の世界になる。
地域、時間を超えて、数千年の時を越えて、ある人の人生を伝える。
図書館。そこに蓄えられた、たくさんの世界。
ある人にとっては、下らない図書であっても、ある人にとって、人生を支えるものとなる。
無限の入り口。無限の宇宙への入り口。
紙に書かれた、白黒も模様も、活字になり、確かな世界を伝えてくる。
その壮大なエネルギーを受け止めることができるだろうか。
そこには、人類を、世界を変えようとする、産み出そうとする、力がある。
しかし、その力を受け止めるのは、図書を読んだもの以外には伝えることができない。
図書、それだけでは、なんの意味をなく、力もない。
只のゴミの山である。
しかし、そこには、時間を超え、空間を越え、不思議な世界のエネルギーを
見つけ出す、不思議な世界である。
(by kimito 3/30/2004
この不思議な存在の図書の不思議さを、言葉で伝えることができるだろうか?
それをどのような言葉で伝えることができるのだろうか?)
言葉の世界へようこそ。日常何気に通り過ぎたその瞬間に、ふと浮かんだ言葉。そんな言葉を書きとめました。私は詩人なのかしら。ラララ! 黒澤公人は、国際基督教大学を2021年3月31日に定年退職しました。
2013年12月3日火曜日
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