新しい世界の構想 経済
経済とは、なにか。なぜ、あれほどまでに力をもっているのか。
国家を越えて、民族を越えて、人類を越えて、地球の支配者のようでもある。
その力をイメージすると、孫悟空の頭につけられた金環のようなものにも思えてきた。
不況という呪文で、地球を締め上げる、金環となり、すべてものを奪い去る力がある。そのためにには、なんど、苦し紛れに、とんでもないことしてきた
ことだろう。豊かな時代には、戦争などしたくはないのに、経済の苦しくなると戦争を始める。
不思議なことに、地下資源の豊かな国ほど、戦争が多いような気もしてくる
現在の経済は、わがままで、気まぐれだ。明日は、暴落の日が訪れるのではないかと不安におののいて、みんながちやほやしている恐竜のようなもの。
この経済体制に、人類は、おのれの全てを預けて、生きている。
現在はまだ、新しい経済の提案は出来ずにいる。多くの利害につつまれた現在、何かも提案や宣言があれば、世界が変わるというものでもない。きっと、
戦争でもしなければ、収まらないことにもなってしまうかもしれない。それほど、人間に密着してしまったもの。もう、人間と不可分といってもいいくらいに
なっている。
しかし、新しい経済のあり方を、提案するときがきたと思う。
ケインズやマルクスといった先人の提案を越えて、あたらしい経済が求められている。
新しい世界の構想にふさわしい経済の考え方があると思う。
それも、やはり、新しい人間観、世界観、地球観に打ち立てる物なのであろう。
もしくは、人類にとって、経済は、本来的には、不要なのものなのかもしれない。
しかし、それを明言するには、1000年先に、人類にあり方を予言する力が必要だ。量に支配される経済というものに、これほど、人類が呪縛されてい
て、逃れる術を知らないほどの経済の再構築、それは、とんでもないことに違いない。
しかし、いまの経済のあり方が、理想的はない以上、新しい経済の構想は、誰かがしなければならない。
それは、新しい人間観を、あなたの内に確立できなければ、到底できないことである。十字架を担ぐイエスの心の内と、その回りの世界との差ほどの境地
が必要かもしれない。十字架にかかりながら、回りの人々のしていることに祈りを捧げて、天国に帰るイエスのような、鮮烈な人間観がなければ、新しい世界を
構想するのは、難しいかもしれない。
しかし、経済を考えるあなたの内には、種のような 叡智 が、あなたの内に芽を出す時をまっているのかもしれません。
言葉の世界へようこそ。日常何気に通り過ぎたその瞬間に、ふと浮かんだ言葉。そんな言葉を書きとめました。私は詩人なのかしら。ラララ! 黒澤公人は、国際基督教大学を2021年3月31日に定年退職しました。
2013年12月2日月曜日
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