目録カードの呪縛、OPAC の呪縛
図書館の可能性を限りなく、柔軟で、検索可能にした目録カード
そして、その目録をコンピュータ化した、OPAC
それは、本当に図書館の可能性を押し広げた。かぎりなく。
しかし、そのスピードに増して、Internet 宇宙が、途方もないスピードで拡大してしまった。
だから、こんなことを感じてしまうに違いない
この図書館の基本中の基本の目録カードとOPAC
が図書館を不自由にしていないか。
もっと、柔軟にあたらしい図書館学をつくろう。
人類の長きにわたり、書かれてた図書も
現在も日々、誕生する数百、数千の図書も、
今世界中で書かれている、Webページも
一瞬で検索できる時代に突入した。
AMAZON は、ある人が読むべき図書を次々と紹介し、
Googleは、書かれた文字の一字一句で検索する。
図書館は、何が問われているのか。
図書は何を問われているのか。
かつて、高額な価格で出版されていた大部の図書は、
次々と姿を消し、百科事典を手にすることがなくなってしまった。
索引の海を渡り、抄録に夢はせた時代は、遠くなり
検索即閲覧の時代となった。
リニアな世界観が崩れ去り
不連続な断片の海に放り出された。
なにか、新しい世界を見るために
先に掛けためがねを外さなければならない。
私たちはもっと、自由になにかをみいださなければならない。
AMAZON は、本を売るための、超巨大人工知能データベースを作っているではないか。
Googleは、紙に書かれたすべての文字を検索しようとしていではないか。
数千万冊の図書のデータを、オンラインで簡単に検索できるのなら、
図書館をいくら探しても、見つからないとしょが、AMAZON
で簡単に見つかるととしたら
図書館は何をするべきなのか。
しかし、なにもあせる事はない。
利用者のためのスペースと利用者のために使う予算をもっているのは、図書館なのだから
なにも、怖がることはない。
利用者が求めるものを提供する力がある。
資本主義経済の中で、知識の共有のため、開かれた場は、多くないのだから。
(by
kimito AMAZON & Google 愛好家です。)
言葉の世界へようこそ。日常何気に通り過ぎたその瞬間に、ふと浮かんだ言葉。そんな言葉を書きとめました。私は詩人なのかしら。ラララ! 黒澤公人は、国際基督教大学を2021年3月31日に定年退職しました。
2013年12月3日火曜日
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