2013年12月2日月曜日

<時に寄せて>

<時に寄せて>

言葉は、新しい未来を切り拓く斧

新しい言葉は、新しい未来を切り拓く斧。
新しい言葉は、新しい概念をこの世界につれてくる案内人。

言葉は、混沌の世界に、新しい輪郭を与え、新たな社会の形を浮かび上がらせる。


言葉は、この地上に始めて登場した時に、この地上には、静かな震えが起ったに違いない。
それは、新たな世界の誕生の瞬間であった。
そのことを、聖書は伝えている。

新しい言葉が、生まれる瞬間。
それは、いつも、静かで、確かな衝撃と共に生まれているに違いない。

新しい言葉よ、出でよ!
新しい未来を切り拓くために。

新しい大学の形を浮かび上がらせるために。



そして、ここに、かつて、発せられた言葉を書こう。
その衝撃の余波を今なお、感じるために。

「武蔵野に奇跡が生まれた。」

ルースミラー女史は、ICUの誕生をこう表現した。
(ルースミラー女史の記念石碑は、本部等南側の藤棚の下にあります。)

今、2008年に向けて、新しい奇跡の誕生のために、多くの思いが、
言葉が、願いが、坩堝の中で、静かな煙を上げている。
キュリー夫人が、ほんの一つまみのラジウムを見つけ出すために、
多くの土と岩を煮詰めたように。

新しい奇跡は、もう、生まれいでようとしている。
新しい言葉ともに。



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