2013年12月2日月曜日

祈り (2007年桜の季節に寄せて)

祈り (2007年桜の季節に寄せて)

この世には
利害は、存在する。
勝敗も存在する。
競争もあり
苦しみ、悲しみが充ちている。
対立があり、争いがある。
そして、誕生もあり、死もある。
病気があり、怪我がある。
成功があり、失敗がある。
出会いがあり、別れがある。

ある人は、それを理不尽とよび、
ある人は、それを反抗をよぶ。

メロスのように、正義のために無謀なことをする人もいる。
ジャンヌダルクのように、先頭を切って、敵陣に攻め入る人もいる。

誰も、彼も、自らの信念に行きたいのだ。

しかし、ここは天国ではなく、地上なのだから、何が起きても、不自然ではない。
その現象を、次にどのように導いていくのかが、何時も、人にゆだねられている。
神が与えた、人間の権能として。
行為は一つの結果でしかない。
そのことに、怯えてならない。恐れてはならない。また、一方、過信してならない。
しばしば、感情は、世界を歪めてしまうから。

神から与えられた権能は、祈りと共に、その輝きを増し、力をもつものだから。
感情の囁きに、騙されてはならない。


ICUの始まりに投げかけられた言葉から

モーリストロイヤー博士に言葉

「どのような学説、理論であれ,それを学ぶ自由がある。
 しかし,その自由を否定する理論や思想は許されない。」
(2001年6月18日の展示より。)

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