2013年12月2日月曜日

人は何を判断の基準にしているのか

人は何を判断の基準にしているのか


理想、愛、真など、人類の良しとすることがらもたくさんあるが、
人は、そのことを最優先にして考え判断することは、難しい。

多くの判断のベースに、快苦という問題がある。
好き嫌いなどの問題もある。
わかちゃいるがやめれないという現実もある。

この快苦という問題が、人間の判断、行動に大きな影響を与えるとしたら、
人類の理想、国家の建設など、さまざまな問題に邁進するということは
難しい。
快苦は特に理性を超えた自然の感覚であるだけに、快を選んでいこうとする
自然の感覚に流されやすい。

この現実に立ち向かうのは、難しいかもしれない。
まず、本当に快苦が、自分にどのような影響力を与えているのか
判断する必要がある。
そして、考える以上に、感じるその感覚を意識の内に取り戻す必要がある。

なぜ、世界は混乱するのだろうか。
それは、人間が優先して選んでいることが、混乱を内包しているからにすぎない。
誰もが明快に、理性的に生きることができれば、全然ちがった世界を構築できるのに
苦しさや困難さを優先してしまうことが多い。そのような不満、苦しさを、乗り越える
新しい視点が必要である。

この世は、天国ではないとみんなが知っているのに、みんなは、この世界は天国であるかの
ように、平等で、苦しみがないと錯覚しているのではないか。

人生の中で、快苦をどのように捉えるかは、大きな問題だと言われている。

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