2013年12月3日火曜日

言葉によって、一瞬を捕まえる(9/28/2004)

言葉によって、一瞬を捕まえる(9/28/2004)

瞬刻の時を人は生きる。
様々な思いが、次々と湧き起こる。
人は何を、定めあるもとして生きていくのであろうか。

瞬刻の時を捕まえる。
あたかも、写真のように。
一瞬のひらめきを、形になす。
一瞬の訪れを捕まえる

それは、言葉なのか。
あの一瞬
恋の予感を感じたあの一瞬
人生の運命を感じたあの一瞬
発明のひらめきが訪れたその一瞬

それを捕まえるのは言葉。
それを表わすのは言葉。

しかし、人生の多くの感情、感覚を言葉にすることがない。
人の使った感情を、ウゼイ、ムシャクシャする といい、
その内に入ることがない。
そこに、人生の秘密があるのに。

言葉。
私であって、私ではない。
人生を表わすものでありながら、人生ではない。
言葉。たくさんの種類の言語。
それぞれの世界をあらわすもの。

言葉が記されたものが、そこにある。
その人ではないか、その人である。
その人の分身である。
いや、その人を動かした根源の何かである。

人は、言葉を使っているのに、ことばとは、何かを知らない.

           (by kimito 9/28/2004 中秋の名月によせて。 イチロウがんばれ。)

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