2013年12月3日火曜日

コ ンピュータ60年の比較


ENIAC
Intel Core Duoチップ
登場年
1946年
2006年
処理能力
1秒間に5000回の加算
1秒間に216億回の処理
消費電力
17万ワット
最大31ワット
重量
28トン
ごく軽量
サイズ
幅24M×高さ2.5M
90.3平方mm
内部の構成
1万7840個の真空管
1億5160万個のトランジスタ
コスト
48万7000ドル
637ドル

bit の旅  (素粒子の世界から宇宙の果てまで、旅をする。)

ビット 識別数 適用分野
1ビット 存在の有無
2ビット 4つの世界
4ビット 16 数字、四則演算
8ビット 256 英数字、アルファベットの世界へ
16ビット 65536 日本語、漢字の世界
32ビット 約42億
64ビット 約1700億
128ビット 約290兆
256ビット 約8京
512ビット 約64京

だんだん、計算不能になってきたぞ。
笑い話で、お米を一粒からスタートして、毎日2倍にすると、一月でどのくらいの量に
なるでしょう というのがありますが、
コンピュータは、二乗でいくので、すぐに、とんでもない数字になってします。
そしていま、とんでもない数字になってしまっているのです。
それは、ゴマ粒のような卵から生まれた小さな虫が、いつしか、ねずみの大きさになり
犬の大きさになり、馬のような大きさになり、象のような大きさ、ウルトラマンや恐竜のような大きさ
いつしか、日本列島より大きくなり、地球の大きさを越え、宇宙の大きさになってしまったようなものにも、似ているかもしれません。
可愛いコンピュータが、とんでもない、化け物に変身しようとしているのです。
その化け物というには、いままで、人間が日常生活のレベルで取り扱ってきた、万、億、兆という
人間が把握する数字概念を乗り越えつつあるという意味で、化け物 という概念を比喩的に登場させています。


同じ表を、図書館システムに当てはめてみましょう。
図書館システムが管理すべき、データは、どのようになっていくのでしょうか。
そして、文字情報、画像情報とは別に、いままで、打ち捨てられてきた、人間の活動記録という膨大なデータが
情報として、登場し始めています。
情報と情報とつなぐ、データが、情報におどりでようとしています。
ビット 識別数 適用分野 図書館システム
1ビット 存在の有無

2ビット 4つの世界

4ビット 16 数字、四則演算

8ビット 256 英数字、アルファベットの世界へ 簡易目録(英語、カタナカ)
16ビット 65536 日本語、漢字の世界 目録(日本語目録)
32ビット 約42億 画像,CG,特撮 目録、フルテキスト、画像
64ビット 約1700億
フルテキスト、画像
128ビット 約290兆


256ビット 約8京


512ビット 約64京

1000ビットになるとき、きっと、地球は、コンピュータに飲み込まれてしまうかもしれません。
私たちは、まだ、コンピュータに替わるものを手にしていませんし、その予兆すら発見できていません。
しかし、新たな”なにか”の登場が必要になってきたころなのかもしれません。

蒸気機関、内燃機関なので変化にともなって、乗り物も変化したように、あらたなエンジンが登場すれば
新たな、乗り物が登場するのです。(まさか、反重力エンジンなんて、当分出現しないと思いますが。)

新たなライブラリーが、ひそかに誕生しているのが、聞こえますか?
どのように、情報が電子化という作業に置き換えられようとしているのでしょうか。
そのような数値をグラフにすると面白いことがわかると思いますが、そのような数値を
無いようにおもいます。
そこで、勝手におもいつくまま、書くと こんなイメージでしょうか。


図書スキャンプロジェクト 最終規模 現在の処理数 スキャン方法 1冊あたりの入力時間 全体の作業時間 データ規模(ビット?)
江戸時代 数冊 数冊 毛筆で書き写す 数ヶ月 数年
コピーマシンを使う 数十冊 数十冊 コピーマシン 数時間

手入力 数千冊 数千冊 目でみて打ち直し 数週間

青空文庫












GoogLe Print 数百万冊 数万冊(?) AutoScan 15分(?)

Amazon 数十万冊 数万冊(?) AutoScan


ヨーロッパ電子図書館構想 数百万冊




Million book Project






このような状況を書こうとすると、10数年前に、多くの大学図書館が、雑誌のフルテキストを作成すために
多大な労力をかけた事業があったことを思い出させます。それらの多くは、商業ベースの雑誌フルテキスト
データベースへと変化していきました。
図書はどうなっていくのでしょうか。

今、急速に、エネルギーが蓄えられています。

(2/20/2006 ムーアの法則のままに、世界は進むのか?

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