2013年12月3日火曜日

言葉は、未来を切り開く ”斧(おの)”。(9/21/2002)

言葉は、未来を切り開く ”斧(おの)”。(9/21/2002)



未来という事象の中に、”かたち”を浮かび上がらせる。
”こと” と ”もの” に意味を与え、かたちを与え、生命を吹き込む 言葉。

先人の知恵を辿り、多くの人々が、聖書を読み、論語を読み、仏典を読んだ.
まだ見ぬ、地平の先を求め、かつて、先人が見たという、まぼろしの大地を探し求めた。

日々、生まれ、確かなものへ、変化を求めて、成長を止めない 言葉たち。
日々の発見が、日々の努力が、かつて、存在しなかったものに、
かつて、認識されなかったものへ、
”かたち”を定め、意味を定め、生命を吹き込んでいく。

人は、”どこ”に生きているのであろうか。
かつて、無明の世界を彷徨っていた 三重苦のかの人は
一つの言葉が、人生を歩ませたという。
井戸からくみ出されるその”もの”に、言葉の生命があることに出会い、
かの人の人生が輝きだした。

言葉は、未来を切り開く "斧"
未来を見せなくしている たくさんの概念や思想、宗教の地層を打ち砕く ”斧”
新しい言葉が、 真の言葉が、 未来を切り開く ”斧”である。
まだ見えぬ 理想というべき ”なにか”を求めてやまない人類。
”求める”とは、見知らぬ ”答え”に出会うこと。
そこには、すでに、”答え”の存在を直感している”不思議さ”がある。
その”答え”に出会うまで、言葉という”斧”を振るうのである。

                (by kimito 9/21/2002 中秋の名月によせて)

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