2014年1月31日金曜日

日本(その3)

地方地銀、信金をつぶしているのは、国家による犯罪ではないか。
第二国歌の作成を
国歌が苔むしていますよ。
近代日本とキリスト教について
小学生、中学生時代
万葉集の不思議
浮世絵 (まさに写真)


地方地銀、信金をつぶしているのは、国家による犯罪ではないか。

アメリカにFEMAという団体がある。この団体は、国民が災害に受けたりすると、その被害を早急に査定して
復興資金を個人に提供するということを行っている。国家が、国民の災難に対して、援助するという態度を
国家が国民にどのような態度を取るのかということを示している。
日本では、災害を受けても、国家が、個人に対して、復興援助することはできない制度になっている。
2002年度会計制度の変更などにともなって、日本の銀行が大きく再編された。いままで、護送船団方式と
呼ばれる体制で、銀行などの金融機関は、一切倒産させないという方針をとっていた。
バブル崩壊後、金融機関のあり方もかわり、不良債権の多い金融機関をつぶすという手段をとっている.
それは、今後の運用をしていくことは、難しいと考えられた金融機関は、被害が大きくならないうちにつぶしてしまうという方法がとられ、全国、数十の金融機関がつぶされた。
その金融機関を頼りにしてきた、何万、何十万という町工場、商店が倒産に追い込まれた。
金融機関を倒産させるのに、町工場、商店などの零細企業の困窮することは分っているはずなのに、
なんら対策も取らず,金融機関を、国家の意思で破綻させたことは、国家的犯罪ではないかと思う.
どうして、国家が意図的に、多くの町工場や商店などを倒産させる権利があるのか、不思議に思う.
そして、それが、単なる災難のように国民が受け止めていることも不思議に思う.
悪徳金融機関を倒産させるのではなく、日常の経営をサポートしている金融機関をその利用者と関係無く
倒産を宣言して、閉鎖することが、国家として行って良いのであろうか。
しかも、この景気の悪い時期にである。
なにか、国家は、国民にどのような態度をとるべきなのか、考えるべきである。
    (4/18/2002 金融機関の破綻関するテレビ報道を思い出しながら)


第二国歌の作成を

現在の日本は、国難の時を迎えている。そんな時、必要なのは、中心的な存在が必要となる。
そんな時、登場したのが小泉内閣なのかもしれない。大きな支持率も、改革には、必要だとおもう。
しかし、もっと、日本というものを意識させ、求心的な存在があってもよいのではないかと思う。
とても、難しい問題でもあるが、そして、意図的に作成されたものが、国民の支持を得るのかと言う問題も抱えながら、第二国歌を作成するべきだと思う。
現在の国歌は、国の理念も、方針もなにも述べていない。国の安泰を願っているだけだ。
しかし、国際化社会になり、より、国際的な出来事(たとえば、オリンピック)で演奏されるものであり、
もっと、国の理念や方針をだせる国歌を是非つくり、人々の心をひとつのできるような国歌の登場を期待したい。現在の国歌もあるので、無視できないので、第二国歌のということで、よいのではないかと、思うのだが、いかがであろうか。
今の国歌は、もうすっかり、苔むしていますよ。
       (by kimito 3/3/2002)



近代日本とキリスト教について

明治以降の近代日本のキリスト教の礎となった人の一人にクラーク博士がいます。
クラーク博士が、日本に滞在した期間は、非常に短く、半年程度だったそうです。
それにも、関わらず、近代日本のキリスト教の発展に大きな影響を与えつづけました。

250年以上続いた江戸時代は、封建制度の時代だったので、才能に関係なく、家柄によって、職業や役職が決定されました。明治になり、四民平等が宣言さ れ、能力によって、自分の職業を選ぶことが可能になってきました。それど、強力に後押しすることになったのが、キリスト教でありました。
そして、キリスト教は、明治時代、多くの学校を誕生させることになりました。それが、士農工商という身分制度との決別の宣言あり、人間の可能性の提示でした。
キリスト教は、神への敬愛、思慕という概念より、人間が努力すれば、いろいろなことが出来るという可能性の提示と言う側面から、急速に広まっていきまし た。同時に、近代科学文明が急速に広がり、人間の可能性は、飛躍的に拡大し、神という概念、死という問題を、遠ざけて行くことになったため、現在、キリス ト教が、広範囲に広まることなく、現代に至ってしまいました。
20世紀というわずか100年という期間の変化は、非常に大きなものであり、人間の可能性が爆発的に拡大した時代でした。そして、その科学文明の向こうには、輝かしい未来が訪れるかもしれないという希望も掲げてもいました。
21世紀という時代に突入して、未来は、決して輝かしい未来は見えなくなってしまいました。
閉塞的状況に突入している現在、新しい力を与える宗教の登場が待たれているのかもしれない。

 (by kimito 3/3/2002 ) 

小学生時代、中学生時代

現在、日本人は、子供達を発達をどのように意味付けているのだろうか。
子供が、大人になるタイミングをどのように意味付けているのだろうか。
まさか、20才(成人の日)を、人生の中で、子供と大人を分ける日と考えているわけではないように思うのだが。人生の中に、明確な日が存在するしないに関わらず、子供と大人のわける時が存在しているのかもしれない。
最近、ロシアのオーケストラの主任指揮者になった日本人女性のインタビューをラジオから流されていたのを聞いた。それによると彼女は、小学生時代に、音楽にあこがれ、ロシアに行くことを確信していたという。
それを、聞きながら、現代人は、小学生時代、中学生時代に対して、重大な誤解をしているのでは仲居とおもった。実は、小学生時代、中学生時代に、実は、人生の方向を変えるインスピレーション、直感に出会っているたくさんの子供達がいるのではないか。
しかし、そのようなインスピレーションや直感に、自信も確信も持てないまま、むやむやになってしまうことがほとんどなのではないか。
それを、確信的に行きぬくとができたわずかな人達、かの指揮者は大リーグのイチロウのような存在のみが、いるのかもしれない。
しかし、その人生の直感やインスピレーションを、もっと大切にする風土が生まれれば、芸術家や農家や科学者といった多彩な人生の選択が可能になるのではないか。
現在、まるで、人生は、サラリーマンになるための就職のための人生のようにしか、考えられなくて、ほかの選択肢は、まるで、敗者のような選択と誤解させる風土をなんとかしなければならないと思う。
小学生、中学時代に訪れるインスピレーションや直感に人生を託す風土が是非、登場すべきだ。
         (by kimito 3/3/2002
          ロシアのオーケストラの主席指揮者の成られた日本人女性のインタビューを聞いて)


万葉集の不思議

日本人は何かを集めるのがすきなので、あろうか。
そう、思って考えてみると、万葉集、たくさんの和歌集、百人一首、今昔物語など、いろいろ思い浮かぶ。でも、万葉集は不思議な気がした。大体、歌は、その 時の印象を歌うもので、記録する必要があるのだろうか。ラブレターを書くように、和歌を作り、送っていたので、和歌とは、その人のラブレターを盗み見るよ うなものではないか。
 確かに、句会のように、歌を詠み合うことに発展した場合は、それでもいいのかもしれないが、ある特定の時と場に、そして、特定の人に向かって詠まれた歌を、残すこととはいったいなんなのだろう。
明治以降、和歌や俳句を、芸術という分野に入れるべきなのかという議論もあったのだが。

しかし、どうして、万葉集は、記録され、残されたのだろう。詠み人知らずの歌も多いのに。
いったい、だれが、それを収集することにしたのだろうか。
たくさんに書きとめられたカードのようなものがあったのだろうか。
万葉集という命名も実に不思議な気もする。

そして、ここで、論理なく、思いついてしまうのだが、日本語というには、実は、歌言語なのかものかもしれない。歌を詠むための言語だったのかもしれない。
だから、万葉集をつくったのかも。歌言語文法というのが、日本語文法にあるのだろうか?

        (by kimito 3/2/2002 妻が熱心に今昔物語を読んでいるをみて。)
        (今昔物語は、たくさんの話の集合体 陰陽師の話も収録されている)


浮世絵

浮世絵というには、江戸時代の庶民的な芸術なのかもしれない。展示会なので、当時のものを見ると、その細かい造りは、驚くほどだ。そして、その上、多色刷 りなので、まるで、写真にような気分になれる。西洋の絵画が、人物、風景、静物画が多いのに、浮世絵がますで、スナップ写真のように、庶民の様子、旅の様 子をまるで、歌舞伎の瞬間の場面を写真の様に取りつづけている。
日本人が、旅行に行く時、カメラをもっていくのも、この浮世絵感覚があるのかもかもしれない。
まさに、それは、写真というべきものだ。
このような技術が、本当に庶民の生活の中の文化として発達していたことは、本当に驚くことに思えた。
   (by kimito 3/2/2002 三鷹市美術ギャラリー キヨッソーネ東洋美術館所蔵浮世絵展を見て)


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