このブログも、最近は、ほったらかし。ほかのブログもあるしねえ。
でも、この忘れられたブログもちょっと、書き足してみましょう。
今回は、国宝考
太刀、刀
明治時代前は、日本の鉄のほとんどは、たたら製鉄で、生み出されていた。
島根は、大工業地域であった。日本の鉄の80%が、砂鉄から生み出されたいた。
その意味で、日本には、鉄鉱山などというものはない(と、思われる。)
砂鉄という砂のようなものを、木炭で溶かして、固めて、刀、太刀を生み出す。
その砂鉄を三日三晩焚いて、鉄を溶かす。
それを、叩いて、叩いて、刀や太刀にする。
そうして、作られた刀、太刀が、1000年、数百年の時をこえて、存在している。鉄なので、放置すると、錆びてしまうので、錆びないように、保存する必要がある。
茶碗、楽茶碗
日曜品は、大窯で、大量生産されるが、楽茶碗は、1個を、小さな窯で、三日三晩焼き締めをする。
泥のような土と、叩いて、捏ねて、形を作って、三日三晩焼く。
まるで、刀の作り方の逆回しのような工程で、作られているようにも見えるのが、ちょっと、不思議。
まったく違う材料、まったく異なる用途の刀と茶碗の作り方が、妙ににているのが、なにか、不思議な気がする。
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